テストと考えれば及第点:日本0-1北朝鮮@東アジア選手権

対日本戦3連敗は避けるべく本気モードの北朝鮮
早々とW杯出場を決め、今大会を戦術の成熟と選手層のスケールアップの場ととらえる日本。

モチベーションの差を考えれば、この結果は納得がいくものであります。


課題を挙げるとすれば、守りを固めてスペースを埋められてしまったチーム相手に対する戦術をもう少し工夫しなアカンのんとちゃうかな、と。加地、アレックスの両サイドがあれほど封じられていたのならば細かいパスを繋いで守備網を解いていく、みたいな。

前半3バック(3-5-2)→後半開始4バック(4-4-2)→巻が加わり3トップ(4-1-2-3)と様々なシステムを試すことが出来たのは良かったし、田中達、巻ともに出場時間はそれほど長くはなかったがともに持ち味を発揮してくれたので満足はしています。久保の本格的な復帰がいまだ流動的な状況で、高原がいないときのオプションとして巻は大変有効な戦力になると思います。

3バックでは主にサイドから崩す4バックでは逆に中央突破で崩す、というスタンスが確立されてきていると思います。スタートから3バックでいくんやったら前線にはやはりターゲットマンが必要になるんとちゃうかな。

とにかく、次は初戦3人も退場しながら韓国と引き分けた中国戦。恐らく北朝鮮並みかそれ以上に本気モードの中国相手に日本がどのような戦術、選手を使って戦うのか注目です。

その前に今夜は女子代表の対北朝鮮戦を応援しましょう


東アジア選手権公式HP(East Asian Football Federation, www.eaff.com)