浮つく1週目

四月に入って筆記試験が立て続けに入り、あわただしい毎日を過ごしている。
会場までの道すがら、あるいは梅田までの帰り道に歩いていると、いかにも就職活動をしているというリクルートスーツに身を包んだ学生と、いかにも新社会人になったばかりのフレッシュマンの集団によく出くわす。

私も来年の今頃は、(たぶん)新品のスーツに身を包み、いかにも新入社員(イカ京イカ阪のイメージで)のオーラでがちがちに固まりながら同じように歩いていることだろう。

そんなことを考えていると、残り一年を切った学生生活をいかに有意義に過ごそうか。
梅田のカフェで同期と喋くりながら、そんな話題になる。

ぜひ選考に進んでくださいという企業からのアポイントの連絡は、非常に早い。
一転、たぶん選考に呼んでくれないだろうという企業からは、まったく音沙汰がない。
ケータイを手にしながらのドキドキ感は、爽やかな新年度の始まりを待ちわびるドキドキ感とは全然違う。

いくら売り手市場といわれている今年の就職戦線でも、企業と学生の関係は不変である。
まぁ明らかに扱い方が変わったな、という部分を除いては。

持ちうる能力を発揮して、ESなり筆記試験に臨む。
その内容を吟味して、その企業の社風に合っているかどうかを判断するのはこちら側じゃなくて向こう側のすることだ。
良くても悪くても、結果は後からついてくるし自分の適性がどこにあるのかも示唆してくれる。

なんだか気持ちだけが浮つく4月の第一週。


今後の選考予定
面接:4社
GD:1社
筆記orES結果待ち:まだまだ結構