まだ2戦目:オシムジャパン初の公式戦

日本 2‐0 イエメン

トルシエ時代の「フラット3
ジーコ時代の「黄金の中盤

そして、オシムのキーワードが「走る」


代を継ぐに従って、マスコミの掲げるキーワードが基本的な問題に近づいているようやけど、もう一度オシムを代表監督に招聘した意味を考えて欲しい。

ドイツで惨敗した日本に突きつけられた課題は、極めて基本的な部分であった。クラシカルな戦術、指導法を得意とするジーコもそれを求めていたはずなんだけど、結局のところそれを理解して実践しようとしたのは引退した中田英だけだったのではないか。

オシムの戦術もジーコと変わらない。ただ、前任者と違ってオシム監督の場合は圧倒的な語彙力で選手を指導する能力に長けているので、あとはガラリと入れ替わった代表の陣容がどこまで連携を高められるか、そこにあると思う。

ただ昨日の試合、初の公式戦で就任2試合目という状況を考慮すると、まだまだこれから戦術を浸透させる期間であって、成熟させるには時間がかかるかな、という印象。

まぁ2戦目ですから。