2日連続でサッカーネタかよ:日本対メキシコ戦@コンフェデ

眠い目をこすりながら、観戦しました。
すんません、ホンマは後半ほとんど寝てました…[E:coldsweats02]

解説は2日連続で風間さん。あなた、昨日オランダにおらんだ?いやぁ、つまらん洒落はほっといて、やっぱヨーロッパはええな、なんて思ってしまいます。なんせ普段私が兵庫から大阪まで毎日通っている感覚でオランダからドイツまで行けるんですからね。ちなみに東京の解説も2日連続で清水さんでしたわ。

そんなことはほっといて、肝心の試合を見て思ったのは、一言でまとめるとアジアレベルと世界レベルの差を感じた、ということ。メキシコは北中米・カリブ海王者で世界ランキングは6位。一方の日本はアジア王者やけど世界ランキングは18位格上ですよ!!引き分けで満足、勝つとラッキー、そんな相手ですよ!!前半早い時間で先制できたのはちと驚きましたが、そのまま1対0で逃げ切ろうやなんてアジアレベルでは出来るけど世界レベルはそんな甘ちゃんではありませんよ。中盤での細かいパス回し、ボールの動きに惑わされて日本の中盤のマークが緩んだところで前へ飛び出す、あるいはサイドに預けて中に折り返す。日本がボールを持つとプレスをかけてパスコースを遮断する。そしてパスミスを逃さずカットすると、また細かくパスを繋ぎながら徐々にマークを剥がしていく。この過程で日本は全体のラインが間延びしてしまい、余計にメキシコにスペースを与えることになるというスパイラル。

高い位置からのプレス、コンパクトな中盤での細かいパス回し、時期を見計らってのサイドアタック。これが世界基準の戦い方なんですよ。

日本は結局中盤の人数を増やしたけど厚みが増したか、というと疑問符が付く。人数だけ増やしてももっと積極的に押し上げないと意味がない。先制点の小笠原→加地→柳沢という流れは見事やったし、中田の飛び出しとか加地のロングシュートとかあったけど、結局のところ根本的な戦い方は変わってないから同じように中盤でパスがつながらない、サイドに渡ってもクロスが上がらない、クロスが上がっても精度が悪いしゴール前に上がっているのも少ない。そこら辺の問題はこういう試合になるとより鮮明に見えてきます。

アジアレベルではどうにかなっても世界レベルでは通用しない、そんなことを改めて痛感した試合でした。


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