キリンカップ2005:vsペルー

昨日の日本対ペルー戦、なんとまぁしょうもない結末といい、フラストレーションが溜まる試合運びといい、ジーコジャパンの試合の中でも最もつまらん試合の1つに入ると思ったのはわたしだけだろうか。

まず、FWの鈴木、玉田は相変わらず点を取ってくれる感じが全くしない。くさび役に徹したとしても、2列目からの飛び出しがほとんどない。だからシュートが枠に入る入らない以前にシュート自体が少ない。前半4本のシュートのうち、2本が右サイドの三浦やて…前半は見ていて退屈でした。

後半、大黒、稲本、本山と攻撃的なカードを投入することによって少しずつ攻撃が活性化される。稲本が大黒とのコンビで積極的に前線まで飛び出し、大黒も惜しいヘディングを放つも、ロスタイム日本が前のめりになったところをカウンターで失点。

この試合で見えたもの。「代表の実績が重要だ」と言っていたジーコの矛盾。稲本が攻撃を活性化したのは代表での実績かもしれない。しかし小笠原は動きは悪くなかったと思うが代表で中田や中村の控えでしかない理由が見えたし、アレックスのクロスの精度の悪さは変わらない。神戸が苦戦する中で調子を上げてきている三浦淳や大黒が動きが良かったのと対照的だったのが代表レギュラー陣に対する皮肉である。

内容、結果ともに求められたはずの試合で見せた最悪の内容と結果。次のUAE戦、そしてバーレーン北朝鮮コンフェデレーションズカップと今回の敗戦をどう生かしていくか注目しましょう。


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