しっくりこない89分+@:日本vs.アンゴラ

日本1-0アンゴラ(sportsnavi.com)

今回もいつもと変わらぬスタメン構成(変わったのは加地の替わりに駒野が入ったことぐらい)
しかも布陣はよりによって3バック(というかあれはもう5バック)
君が代斉唱はなんとあやや(アカペラ下手なんか単に緊張したのか声が上ずってた)
試合展開もやっぱりいつもと同じ
同じことの繰り返しやった89分


いつもと少し違うな、と感じたのは高原、柳沢、稲本といった欧州組でも所属クラブでコンスタントに出場できていない選手達の動きが思ったよりも良かったということ。あとアレックスがここ最近のJリーグで3戦連続得点の勢いよろしく(攻撃面だけで言えば)好調だったということ。

それでも、得点が入らない。もっと言えば前半10分過ぎまでに怒涛の攻撃を見せながら高原のヘディングがバーを叩いたり柳沢のシュートがキーパーの正面を突いたりと、要するにフィニッシュの精度があまりにも悪すぎる。そらTBS中継の解説してた金田さんも「あそこは決めないと」って何回も言いたくなる気持ちがわかる。

この試合の一番の収穫というのは、松井の存在。これだけかな。後半になって明らかに動きが滞っていた日本の流れを変えることができたと思う。しかも最後にこの試合唯一の得点をあげるというお土産つき。駒野はまだまだ加地を脅かすほどにはいない。後半になって試合から消えていた感がある(逆サイドのアレもそうやけど)大黒は先発の2トップがあんな不甲斐ない出来やったら十分に割って入る余地ができるはず。ゴール前でのポジショニングという点では今の代表の中ではずば抜けている。阿部は出場時間が短いのでなんとも言えないが中村一辺倒になりがちなセットプレーでは重宝するから本大会まで残って欲しいな…と個人的には思っている。

今日の試合ってこんなもんですかね。最後の松井のゴールは驚いたけどそれまでの日本の動きは相変わらずやし、まぁ結果オーライということで。