greatful twenties

今日も明日も愛と感謝に生きよう

大切な物は忘れがちだけれど
愛しい人よ 最高の笑顔をありがとう
大地を踏みしめて ともに歩こう

10年前、ちょうど20歳になった頃の私は、10年後まさか自分が30歳を無事に迎えることができるなんてびた一文考えていなかった。

おそらく、この10年以内に自分は間違いなくこの世からいなくなる、とそんなことばかり考えていた。
そう考えていた背景は、その1年前から続いていた原因不明の動悸。
心臓の検査を受診しても異常なし。
けれども動悸は治まらず、それがいつしか大きな不安へと繋がって、過呼吸の発作が頻発しては救急車で病院へ担ぎ込まれる始末。
あぁまた動悸や過呼吸の発作が出るのかなと思うと、夜も眠れなくなる。
心療内科にも通って、何の薬か忘れたけれども、とにかく過呼吸の発作が出なくなる薬を常服していた、そんな時期だったなぁと。
とにかく"無事に翌朝を迎える"ことに必死だったけれども、ここまで体調が悪いと、さすがに10年後もたねぇよな、とそんなことばかり考えていた。
(その後、諸々の根本的な原因は当時抱えていた公私に渡るストレスだろうな、という結論になったんだと思う)
そんな私が、今日こうして30歳の誕生日を迎えることができたのは、個人的には奇跡、いやちょっと大げさ過ぎる、丸儲け、でもない、要するに私はものすごくラッキーだったなと思っているわけです。
まずは、この30年間大なり小なり体調を崩すことはあっても、こうして元気に過ごせる健康体に産んでくれ、育ててくれた両親と家族に感謝。
次に、特にこの10年いろんな場面に顔を出させていただいて、その度に出会いや別れがあったけれども、一緒に仕事や遊びを楽しんでくれた全ての友人・先輩・後輩に感謝。
そして、この10年間山あり谷ありだったけれども、無事に30歳の誕生日を迎えることができた自分に感謝。
10年前に戻って、当時の自分に声をかけるのであれば、
「絶対に諦めるな。上を向いていれば必ずチャンスは有る。」と言い、
もし10年後の自分に会えるのであれば、
「さすがに嫁と子供はいるよな?」とでも聞いてやろうか。
人生はまだまだこれから。
目の前には乗り越えなくちゃいけない壁がたくさん立っているようで、大変な日々が続いているけれども、絶対に諦めなければ、追い風はきっと自分に吹く。
問題は、この追い風をいかに早く呼び込めるかどうか、だ。