J第3節ダイジェスト

横浜3‐1C大阪

開幕3連勝と開幕3連敗。

昨年からの戦術を踏襲している両チームにおいて、まだ開幕3試合を消化した段階とはいえ、明暗がくっきりと分かれる結果になっているのは何処に原因があるのか。過去2試合を含めて検証してみることにした。

すると、両チームに共通して言えたのは
�前後半の立ち上がり5〜10分頃まで
あるいは
�後半20分以降
この2つの時間帯において横浜は得点が多く、一方でセレッソは失点が多い、と言うことである。

試合の立ち上がりと終盤の時間帯において得(失)点することによってその試合の結果に大きな影響を与えるということはサッカーにおいて最も重要な定説となっているが、今シーズンはこの定説どおりの戦い方をして、それがそのまま試合結果、そして順位へと反映されている要素が例年に比べて強いと感じている。


そして、開幕から3試合を消化した段階で、今シーズンのJ1の戦力分布が見えてきたような。
第1集団:浦和、横浜、ガンバ
第2集団:磐田、鹿島、名古屋、東京、大分、清水、セレッソ
第3集団:川崎、新潟、大宮、福岡、広島、千葉
第4集団:京都、甲府


まだまだ先は長いので入れ替えの可能性は大いにあるが、今シーズンはこの4つの集団を軸とした順位争いが行われるのではないかと考えられる。何だか今シーズンの行く末が見えたような気がして、夏場の中弛みが心配だ・・・。


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