感染症とテロと。

イギリス派遣ネタ一発目の投稿からこんな縁起の悪いことを書くのもどうかと思うが。

<速報>:イギリス、テロ危険度を最高度の「危機」に引き上げ(引用元HP

外務省海外渡航情報「英国:英国におけるテロ脅威度の引き上げについて」

イギリス渡航まで3週間というタイミングでの一連のテロ未遂と英国の警戒レベル引き上げについてはここで特に何も書くつもりはない。

以下語弊が悪いことを承知してもらった上で書かせてもらうけど。
テロが起こるリスクは確かに高くなる。でも実際に私がイギリスに滞在している最中にテロが発生する危険性、そのテロに私自身あるいは同じように派遣される約1,500人の日本人が巻き込まれる(被害を受ける)危険性はどやねん、という話はテロが起こるリスクとは全く関係ない別物やと思ってる。
例えば乗っている飛行機が墜落したり、電車が脱線したり、乗っている車に正面から対向車が突っ込んできたり、通り魔が背後から鋭利な刃物で心臓を一突きしたり。
テロもこれと同じ部類になると私は勝手に思っている。
それって、日本にいるから安全で、(イギリスにとどまらず)外国にいるから不安でという問題ではなくて、世界中のどこにいても誰しもが人によって大なり小なり異なれど同じようにリスクを背負っているんだということ。

こういう事態になってイギリスは危険だねとか、そういえば確かに日本も治安が悪くなったよねという話をしているのではない。

リスクに対する心構えは、どこかに留めておかなくちゃいけない。
これに対して自分自身が実際に巻き込まれる危険性なんて、自分ひとりでどないもできひんことに杞憂しててもしゃあないので現況を静観するしかない。実際そういう現場に出くわして、自分が何かできるわけでもないし。

ただ願うことは、この投稿が後々「遺書」として扱われることがありませんように、ということかな。
なんてね。