個と組織のバランス、アンバランス。

日本2-0カメルーン
日本1-0ベトナム

A代表の親善試合とU-22代表の最終予選第1戦を同日にぶつけた昨日。
個と組織のバランスの重要性を改めて実感。

組織力はあってもまとまりすぎて個の力が発揮されていなかったA代表
3トップはシュートこそ無かったけれど、連携でスペースを作る動き、スペースを突いてやや強引にドリブルで突破する動き、3人のバランスは良かったように思う。
もう少し後ろからの追い上げとシュートが見たかったけど、初めての組み合わせとしては上々じゃないかと。

個人技と経験は過去の五輪代表と比べても遜色ない現U-22代表。
でも昨日は組織として全く機能せず、個人のテクニックだけで押し込んだ印象が強い。
個人技とセンスはあるんだけど、メンタルの部分で大きな問題がある。
その象徴となってしまったのは平山と本田圭か。
平山はフリーで肩ヘッド、ハンドを取られたトラップは「ドッジボールかよ」と突っ込みたくなるくらいだった。
本田の場合は左サイドで完全に孤立していたし、その状況に苛立っているようにも見えた。
監督がいつも言っている「日の丸の誇り」という以前の問題が蔓延している気がする。選手の配置も戦術も上手く機能していなかったし次までに改善の余地はある。

とりあえず思いつくままに。