リバプールとマンチェスター

雨風が吹きすさぶ中のフットサル対外試合は,とりあえず寒さに苦しめられたの一言に尽きる.
結果的には,1勝しかできなかったんだけど前回けちょんけちょんに打ち負かされたことを考えたら今回はだいぶ進歩したかなと.
ディフェンスはある程度持ちこたえられることがわかったので,あとは攻撃面と連携の向上が課題かと.

さて,話はガラリと変わってイングランドの話.
先週のプレミアは,北の方ではリバプールマンチェスターUが,ロンドンではアーセナルチェルシーが対戦するという豪華な組み合わせだったのだが,今回話をするのは前者の話.

私が今夏ホームステイで訪れた町というのが,マンチェスターからもリバプールからもほぼ同じ距離に位置するというイングランド北部の町だった.
当然のことながら,町の住民はリバプールファンとマンチェスターファンとで二分されている.
フットボールに興味がない人にもわかりやすく説明すると,大阪に巨人,神戸に阪神がそれぞれ本拠地を構えていて,私が訪れたのが巨人ファンと阪神ファンで2分割されている宝塚か川西の辺りやという感じ.

それこそホームステイ中のフットボールネタは書ききれんほどたくさんあったんやけど,まとめちゃうとお互いのライバル意識は巨人と阪神のそれとは全く比べ物にならないものがある.

Numberのインターネットコラムで,杉山さんがクラブの視点から見たナショナリズムについて書いた記事があるんだけど,言いえて妙な体験をすることができたのは,実はこの一年で一番ラッキーだったよな,なんて暢気なことを私は考えている.

ホームで圧倒的にゲームを支配しながら負けたリバプールと,ワンチャンスを最後まで守りきったマンチェスター
前置きがだいぶ長くなってしまったが,アンフィールドで行われた先週の試合,お互いのファンにはそれぞれどのように写ったのだろうか.
ホームのファンにとってはこれ以上歯がゆく,アウェーのファンにはこれ以上面白い試合はシーズンを通してもなかなかないはずだ.
これこそが,フットボールにおけるライバル同士のぶつかりであり欧州の文化の根底に根を張り巡らせているものである.

この週末はスペインではクラシコイングランドはクリスマス休暇の連戦が始まるはず.
なかなか地上波では見れないが,楽しみだな.
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