事故から一週間

JR福知山線の事故から一週間が過ぎました。幸いなことに自分の周りには九死に一生を得たような人はいましたが知り合いが死んだとか、被害に遭ったなんて情報はなかったようです。(しばらく連絡を取ってない人はわかりませんが)

東京の友達からは「いやいや、無事で良かったよ」というメールが届いたり、仲間で使ってる掲示板でも似たような書き込みがあったりして「ははは、乗ってる路線が違いますから」と軽く返事したりしたんですが、よくよく考えると私も九死に一生、て言うほど大袈裟ではないけどちょっと違ってたら自分も巻き込まれて命に関わってたかもしれん、なんてことが今まで何回かあったんですよね。

一つ目が阪神大震災(1995年)。震源地は近所やったけど、断層が地元と反対の方向に走っていたので被害はほとんどなし。

二つ目が明石まつり歩道橋将棋倒し事故(2001年)。たまたま会場があの海岸に変わって、しかも浪人中やったから行かなかった。事故の直前に歩道橋の下を電車で通ったけど、「人の多さは相変わらずやな、何もなければええけどな」と妙な予感がしたのも事実。

そして、今回。同じような事故が私の乗ってる路線、私の乗ってる電車で起きた場合…確実に私は被害に遭っただろうし、ひょっとすると犠牲者になった、なんて可能性は小さくない。事故に巻き込まれなかったとしても、復旧までの間阪神とか阪急が一日中混雑するから、到底家に帰ることはしばらく出来ないような生活を虐げられたかもしれない。

最新のニュースによると、事故現場が復旧するには新型のATSを設置する工事を済ませなアカンから、早くても来月の末までかかるらしいです。事故で被害に遭われた方々ももちろんですが、復旧までの間不便を強いられる人がその何倍もおる、ということも忘れてはいけません。

改めまして、今回の事故で被害に遭われた方々にお見舞いを申し上げます。


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