裁判所。

今日、生まれて初めて裁判所に行って来ました。
実は隠し子が…んなわけないがな(笑)

今日は昨年ゼミを担当した教授の裁判があって、傍聴しに西天満まで行って来ました。ゼミ指導教授の裁判についての顛末はこちらで確認してください。

今日は原告(教授)、被告(大学)双方から証人を召喚して質問をする日。原告側の証人は同僚の教授、被告側の証人は教授の定年延長を却下した当時の学部長。

内容としては、まず原告側証人の尋問、反対尋問(これで約2時間)、昼休みを挟んで原告本人の尋問、反対尋問、被告側から大学法人理事の尋問、反対尋問(合わせて約1時間くらい)被告側証人の尋問、反対尋問(約2時間)で合計6時間ですか…これ以上裁判の内容に踏み込むのは割愛させていただきますが[E:bearing]、正直疲れました。

というわけで、(人生で裁判に行くなんてまともに生きてたら何度もないという観点から)純粋に裁判を傍聴した感想をば。

千原兄弟ジュニアの気持ちがよくわかる(笑)

ジュニアさんって、裁判所に行ってその日行われている裁判を傍聴するのが好きやっちゅうことをテレビで言うてはったんを何度か見たことありますが、その気持ちがよくわかります。弁護士って、最近はこの人とか中心にテレビでも大人気ですけど、本来の仕事は依頼者が有利になるように仕向けること。だから裁判では原告側の弁護人は原告が有利になるように誘導質問をして被告側に対しては徹底的にアラをほじくり出すためにまるで圧迫面接のように相手を追い込む質問を繰り返す。当然被告側の弁護人の場合は逆です。そこら辺の駆け引きというか、そういうのを見るのはベタなドラマを見るより何倍もおもろい。

今日も私が傍聴した裁判以外にも、数多くの裁判が執り行われているようですが、例えば刑事裁判の予定表を見ると被告人の名前と問われている罪名が掲示してあるんですけど、たいていは窃盗とか詐欺とかでしたけどたまに覚せい剤法違反及び…」とか児童ポルノ及び青少年の…自主規制<18禁>」なんて文字を見ると「うおっ、ホンマはこういう名前の法律なんや!!」なんて新たな発見に出くわしてこれまたおもろい。こんな感覚を味わうなんて21世紀では初、かも。

何かまぁ、これ以上書くと私の人格を疑われそうやけど(笑)、でもこんな機会あと何回あるかわからない(出来れば今回限りが一番良い)ので、そういう意味では色々社会勉強させてもらった一日となりました。