同窓会が終わる

同窓会が無事に終わる。
2年前にも同窓会をしたんだけど、当時よりも参加者は多くて会場もホテルになり、恩師の先生方も何人かご出席いただいた。

お世話になった先生方とは近況報告をして、叱咤激励してもらう。
同窓生はといえば、何年ぶりかに会ったはずなのについこの間会ったみたいにはしゃぎ回っている。

幹事を代表して挨拶をする。
人前で話すことは慣れているはずなのに、妙に緊張してしまって言葉が出ない。

先生方にもスピーチをしてもらう。
昔と変わらぬ調子に場内が沸く。

みんなからは労いと感謝の言葉を頂く。
大事な準備期間をUK派遣ですっぽかした私は恐縮する。

卒業してからもう10年近くになるけれど、
この日あの空間は間違いなく10年前そのまんま持ってきたような懐かしい匂いがした。

地元でもどこでも、いつも一緒につるむ連れという存在を持たない私は、昔のように狭い会場をうろうろ動き回っては色んな集団の中に入って盛り上がり、また別の集団に移る、てことを繰り返す。

「そういえばもうちょっとじっくり話をすれば良かったかな」

なんて思いが一瞬頭をよぎる。

でも、当時も今も変わらず私が私であるのは、当時のみんなが私の周りにはいたこと、そして今も地元で集まると私の周りにいてくれることなのかなと。

とにかく、こんなに大人数が参加してくれたのも嬉しかったし、私がUK派遣で不在中に他の幹事のみんなが入念に準備をしてくれたことが嬉しかった。

やっぱり、何にも増して地元の仲間といるのが一番居心地がいいのかな。

出席してくれた皆様ありがとう。
幹事のみんなもありがとう。

そして、おつかれさま。