Someday Never Comes.

ひとり、またひとりと山から撤収する人を見送ると、山は段々と静寂さを増していく。
別れの時に、涙を流すのは性に合わないやという信念から絶対に涙は流さないことにしている。
その代わり、できる限り多くの人と笑顔で握手をするようにしている。

「いつかまた、会えるよね」
ではなく
「必ずどこかで再会しよう」
大事なことはsomedayとかhopeとか、そういう曖昧な言葉で包むのではなく、お互いがまたこいつと会えると信ずること。
そう信じるからこそ、ばったりどこかで再会することができる。

皆にそう信じていただける人間でありたいし
私もみんなとまた会えると信じたい