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FCWCが開幕している.
いよいよ明日は,浦和が準決勝ACミランとの対戦をかけてセパハンと三度対戦する.
ミランとの対戦も待ち遠しいことは待ち遠しいんだけど,明日のセパハン戦が浦和にとって今大会最大の山場だと考えている.

明日勝ち抜くという根拠のない前提で書かせてもらうと,準決勝の相手がボカじゃなくてミランで良かったと思っている.
確かにカカやインザーギのテクニックも,せードルフやピルロの展開力も脅威といえば脅威だけど,これまた根拠のないことを承知の上で書かせてもらうと,大番狂わせを演じるならばボカよりもミラン相手の方が可能性が高いような気がする.

欧州でスタンダードな4バックに対して浦和の3バックがどのような組み合わせになっても果たして通用するのかという問題は残るのだけれども,守備がベースとなっているチーム同士となるので見どころは両陣営の守備陣がお互い相手の攻撃陣に対してどこまで網をめぐらせる,かつ持続させることができるかで試合の大勢が決するのではないかと考える.
逆に、例えば浦和は永井が、ミランはカカが如何にして相手守備網を打破するのか.ポイントはここに絞られる.

こんなこと書いていても,浦和が明日負けてしまうと元も子もなくなってしまう.
相手は初戦を難なく突破して,試合慣れしているところがアドバンテージだ.
浦和はコンディションの面と,ホームの利であることを最大限に活かして,セパハンを返り討ちにしてほしいところだ.