まさしく棚からぼたもち:Wユース対オーストラリア戦

後半の15分過ぎから見ることが出来ました。この時点でスコアは0-0

ボールを支配していたのは日本のほうやないかな。にもかかわらずFKからGK西川(大分)のファンブルからオーストラリアに先制されるという最悪の展開。梶山(FC東京)と途中出場の前田(広島)と水野(千葉)に救われましたね。

このチームを見て思うのは、やはりスロースターターやなということ。森本(東京V)や前田のようにスーパーサブが充実しているのは今のA代表にはない魅力的な部分であるが、先制されてからやっと攻撃が活性化するというのは、今の段階、レベルでは何とかなるとは思うけど、年齢を重ねてA代表の主力になる年代になるとこれは致命的な問題になる。技術は十分にあるんやけどな…の続きはそうしたメンタルな要素が大いに含まれる。

ただ、U-20代表の選手を見て頼もしいのは、FWが充実しているということ。中田が台頭して以降の日本サッカーでは中盤のチャンスメイカー、いわゆる司令塔タイプのMFが重宝されているし人気もある。しかし、サッカーというのは司令塔が何人いてもそれをゴールに繋げるFWがいなければ意味がない。当然のように守備においても同じことが言える。

そういった意味において、平山(筑波大)、カレン(磐田)、森本、前田とそれぞれ違う個性を持ったFWがいることはMF人気の高い現状に大きな疑問を投げかける存在となりうる。さすがにどフリーでシュートを外したりDFよりも先に戻ってシュートをブロックするのはありえへんことやけど、これからも彼らの成長を期待しようかなと思っています。


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