チャンピオンズリーグの壁。

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欧州とアジア、2つのチャンピオンズリーグが開催された今週。


まずはUEFAチャンピオンズリーグベスト16ラウンド。

バルセロナ1‐1チェルシー(合計3‐2でバルサ勝利)
ビジャレアル1‐1レンジャーズ(合計3‐3、アウェーゴールビジャレアル勝ち抜け)
ユベントス2‐1ブレーメン(合計4‐4、アウェーゴールでユーべ勝ち抜け)
リヨン4‐0PSV(合計5‐0でリヨン勝利)
ミラン4‐1バイエルン(合計5‐2でミラン勝利)
リバプール0‐2ベンフィカ(合計3‐0でベンフィカ勝利)
アーセナル0‐0レアル・マドリー(合計1‐0でアーセナル勝利)



続いてAFCチャンピオンズリーグ第1節(Jチーム関係のみ)

東京V0‐2蔚山現代
全北現代3‐2G大阪



チャンピオンズリーグの壁。
UCLにおいては、マンUが敗退したリーグ戦の壁。
そして今回のベスト16(1stノックアウトラウンド)の壁。
昨年バルサが敗れた再戦は、アウェーの第1戦で勝利したバルサが優位に立ったそのままの勢いでチェルシーを退け、ミランとリヨンはホームで爆発。ブレーメンは神がかり的なセーブ連発のGKによって敵地で逃げ切るかと思いきや最後に致命的なファンブルで目前の勝利を逃す。これも、チャンピオンズリーグの壁。

ACLにおいては、アジアの壁。
Jリーグ勢はここ数年韓国勢と中国勢に土をつけられリーグ戦敗退、というパターンが多い。ヨーロッパよりも厳しいリーグ戦。さらに韓国と中国、そして中東のこの大会に対するモチベーションは日本勢より高いのは明らか。厳しいリーグ戦日程とシステムは平等のはずやから、あとは精神的な部分でACLのプライオリティを高めないと到底太刀打ちできないのはここ数年の戦いを通じて目に見えているはず。

しかし、壁というのは必然で出来上がるものでもある。レアルとリバプールの敗退は前者は内部問題によるチーム全体の士気の低下、後者は最近数試合の得点力不足というファクターが壁を形成してしまったのも事実。


チャンピオンズリーグの壁というものは、高くて大きい。
しかしそこを乗り越えてからこそ、栄光への道は開ける。
いよいよ今夜は、UEFAチャンピオンズリーグベスト8の抽選会。