2004年11月21日:統一展望台

307uwwqq ホンマは明洞のCD屋さんの話を書こうと思ったんですけど、大事なところ行ったこと書き忘れたんで先にこちら書きます。

東京本店のblogで、DMZ(非武装地帯)に行ったネタがありましたんで、私もホームステイの時に訪れた統一展望台のことを話します。

私が訪れたオドゥ山展望台は、ソウル市内から車で小1時間ほどのところにあります。駐車場から展望台までは、専用の送迎バスで登ることになります。バスで登る道中武装した兵士が歩いているのを見たときはやはり緊張しましたね。

館内は、北朝鮮に関する展示でいっぱいでした。北朝鮮で作っている工業製品とか、朝鮮戦争以降の南北の歴史とか、特産品を売っているコーナーもありました。その中でも一番気になって撮影したのが、北朝鮮の一般家庭に関する展示です。ちょうど真ん中の写真がそうですが、右上に写っているのは金日成国家主席金正日国防委員長です。

その下の写真は、展望台から撮影したイムジン河なんですけど、その河の向こうは北朝鮮になります。よく写真を見ていただけたらわかると思いますが、土ばかりで緑があまり見えないと思います。スンヒョクのアボジ「燃料用の薪にするために木が無計画に伐採された結果、はげ山のようになってしまったんです」と教えてくれました。

あんまりここで政治的な意見を言うのは避けたいと思いますが、ソウルからこんなに近くに休戦ラインがあるということ、そして、そこに向かう高速道路の道中からも展望台からも見えた北朝鮮の風景と、展示で見た北朝鮮の生活スタイルから、朝鮮半島が今も抱えている現実を重く受け止めることとなった出来事でした。

ちなみに…一番下の写真は私が韓国滞在中唯一理解できたハングル、ということで記念に撮影した一枚です。さてなんて読むでしょうか?まぁハングルがわかる方には爆笑必至の写真やと思うけど(笑)正解は次回のお楽しみ☆