Break the Wall!!

mixi上で高校時代の同級生から聞いた話。

まず1人は、近々結婚する予定であるということ。
もう1人は、現在イギリスの大学院に留学中であるということ。

結婚の話は今回のネタとは関係のない話なので置いといて、後者について一言。

すごっ。


高校卒業してからアメリカに渡ったり、交換留学で海外に行ったなんて話は聞いたが、大学院進学で海外に行ったなんて話は聞いたことがなかった。行動力というか、海外に行こうというその信念をずっと大切にしてたことに感銘をうける。だって、私もいつかは海外へ…という信念を抱きつつ未だにそれが達成されていない。それはやはり、信念を実現させるんやという確固たる決意でないと夢のまた夢で終わってしまう。

信念を達成させるために、何をすべきか。
自分の努力。
周囲の理解。


なるほど。負けてられへんな。

翻って、神戸で今日も燻っている私の話。というか研究室のお話。

昨日の日記で、どうも愚痴ばっかりというかマンネリというかそこら辺の話を書いたと思うが、どうやら同期の中でも似たような日記を(mixi上で)書いていた人がちらほらいまして。

何で大学院に進学したのか。

この問いは人それぞれによって当然違う。
ただ、このままやと何も感触を得られないまま2年間を過ごしてしまうのではないかという危機感。就職を最低2年先延ばしにするためだけに進学したのでは、就活の時に笑われるだけだ。

でもどうやら、目前の課題に忙殺された結果そのようになってしまうというのがここの悪しき習慣のようだ。
(注:皆がそうなるというわけでは決してないが、現実問題としてそうなる傾向がある、ということ)

所詮研究というものは共同でない限り孤独なものだ。
だから何かに詰まったとき、閉塞感に窒息しそうになる。

大事なことは、そこで一旦立ち止まってその閉塞感を打ち破るために何をすべきかを考える。あるいは自分で手がかりが見つからなければ助けを乞えばいい。ごく身近な問題すらそっぽを向くようなことをして国際問題をどうとか、そんなことを本当に考えられるのか。

ヒントとして2つほど。
1つ目は、1年程前の日記に書いてくださったコメントから。

『社会に出ても、大学院で得た知識が直接役に立つことは少ないよ。
大学院って勉強や研究するところじゃなくて
自分が疑問に思ってることをよ〜く観察して
”理論的に自分の推理を組み立てていく訓練”をするところやねんで。』


もう1つは、最近久しぶりにメールをくれた友人からの一言。

『覚悟決めて本気で取り組んだら自ずと道は拓けてくるのかもしれないな』

大事なことは、
何が本質かを見極める確かな目と
俯瞰的に自分の位置を確認してこれから先を見通す目を
この2年間で身につけることやないかな。


自戒の念をこめて。