縁、えん、en?

いま、後輩のために自分の就職活動を紹介する仕事を依頼されてその文書を作成している。
怒涛のように駆け抜けた数ヶ月間で、内定をもらったのは結局入社する1社だけだったからアドバイスのしようがない気もするけど、まぁそんなことは置いといて改めて自分の就職活動を振り返ることができて「あの時はどう考えたんだったかな」ということを云々と考えたりしている。

ある企業の人事担当者がこんなことを言っていたことを思い出す。
「結局のところ、縁ですもんね。どんなに優秀かどうかというよりも、自分の会社に合った人物かどうかで判断する。」

昨夜NHKの番組に出演していたあるコンサルタントと司会の茂木先生が交わしていた言葉も。

自分のやりたい仕事が、自分と相性のいい仕事というわけでは必ずしも一致しない。
だから人は自分探しとしてその仕事を探し求めるのか、あるいはそれを我慢して仕事を続けるしかない。

でも大事なことは自分から動いてみないと何も手繰り寄せることすらできないということだ。
そのためには、自分の目と耳で直接情報を仕入れる。

これって、何も分野に限らず現代の社会人としてのあり方を指し示している。
そんな気がするのは、私だけだろうか。