さあ、いよいよJ再開

W杯最終予選(本大会出場決定)、コンフェデレーションズカップ(予選リーグ敗退)、そしてワールドユース(ベスト16)と代表の試合が1ヵ月半以上も続きましたが、いよいよ今週末からJ1が再開されます!!

その前にコンフェデの感想を。

決勝は見ませんでしたが、ブラジルがアルゼンチンを圧倒しての優勝でしたね。さすがはブラジル。ロナウドロベカルカフーがいなくてもやっぱり強いというか。まぁ見てないのでこの辺にしますわ。

ほんで、日本は予選リーグを通じて収穫もあったけど、やはり世界レベルの相手と対峙してわかった課題もたくさんありましたよね。それについて書かせてもらいます。

メキシコ戦の後に、
「高い位置からのプレス、コンパクトな中盤での細かいパス回し、…(中略)…サイドアタック。これが世界基準の戦い方なんですよ。」
と書かせてもらいました。高い位置からプレスをかける、中盤でもっと細かくパスを繋げるようにする。この2つはやはりラインを高くしてFWからDFの間にスペースを作らないことが絶対条件となります。

次にサイドアタック。コンフェデを通じて加地の評価が上がりました。アレックスも突破力はあると思いますが、攻撃において連動性がないから結局個人技に頼ることになってしまい、ボールを失ってしまうことのほうが多かったり、クロスをあげてもエリア内のFWに合わない、なんてことが多くなります。

やはり、守備においても攻撃においても一番大切なのはライン取りなんです。しかもボランチの位置からプレスをかけられるような選手がいるとより効果的です。数年前までのレアルが強かったのは中盤にマケレレという強力な「壁」があったから、と言っても過言ではありません。そして攻撃面ではブラジルが見せてくれたように連動性のある動きをもっと取り入れること。誰が上がれば誰が下がる、あるいは誰が上がって誰がフォローするなどの規律は自由な攻撃が成立する上での重要なファクターになることをブラジルの戦いぶりから学び取ることが出来たと思います。

そして最後は個人技を磨くこと。トラップやキックの精度、判断力など基本的なことですがさらにレベルアップして欲しいものです。

だからこそ、Jを応援しよう。

再開後は、3週間で6試合という超ハードなスケジュールですが、"HOT6"と銘打ってさらに熱く盛り上げようというキャンペーンが展開されるようです。

'97年のジョホールバルのイラン戦、劇的な試合を終えた後の中田英の一言

「今度は、Jリーグをよろしくお願いします」

この中断期間の間に積極的な補強を行ったチーム、監督をまたしても交替させたチーム、いろいろありますが、とにかく、日本代表をさらにレベルアップさせるために原点のJリーグを皆で応援しましょう!!