Once you give it up, you may lose it.

「あきらめたら、そこで試合終了ですよ」
あ、でもいつもの安西先生じゃないw

Manga


どうしても行きたかった、「最後のマンガ展」へ。

じっくり作品を堪能したいなぁという大げさな目標のもと、ひとりで行ったんだけど。
入場待ちの列に並んだ、私のすぐ後ろの綺麗なおねえたんが、これまたひとりだったようで。
カプールに先を越されながら、ひとつひとつ噛み締めるように鑑賞してたんだけど、そのおねえたんもじっくり鑑賞してはる。

やっぱすげえなぁ感動したなぁと余韻に浸りつつ、ちょっと回り道(ここのラーメン食うか迷っただけだが)して電車に乗ろうとしたら、そのおねえたんも同じ電車で。
あぁこりゃもう何かの運命だと、ひとり勝手に妄想ばかり膨らんだんだけど、声もかけられないままチキンな私はそのまま帰宅。

少し寒いしこんな日は鍋に限ると、自宅でおとなしく鍋作って食べましたわ。

え、肝心の作品はどうだったって?
見知らぬカプールの彼女の方が「アートやな」て一言。
一言で片付けるのもどうかと思ったが、ものすごく繊細なタッチの作品が多かった。
マンガって、紙とペン(あるいはインク?)があれば書けるけれど、その使い方で躍動感溢れる絵も、情感に満ち溢れ見るものを惹きつける絵も書ける。
想像力と、それを捻り出すための感受性が豊かでないとこんな絵なんて書けないだろうなぁと。

感受性が錆び付いているような気がする。
ようやっと昇進審査のための諸々が片付いたので、自分の身から出た錆をこそげとる作業から始めたい。

※ちなみに、上の写真は会場の入り口にかかってあるボードです。みんなパシャパシャ写メ撮ってましたわ。場内はもちろんのこと撮影禁止だから悪しからず。さらに「最後のマンガ展」は来週いっぱいで終了だから関西人は皆さん御行きよし。