アドレナリン

大阪で面接会場に着いたとき、同じ面接を受ける同期何人かと遭遇する。
お互いまだ結果が出ない同士なので、笑う顔が引きつっている。

集団面接で「何か自己PRなり質問なりどうぞ」と言われ、同席していた女子学生2人が2人とも感情的に訴えてる様子を見て、ヒステリックやなこんなんばっかりで大丈夫かいなと顔が曇る。

研究室に行くと、いつもの同期が気にかけてくれる。
でも、進展がないので何も報告することもできない。
なんだか申し訳ない気持ちと、やっぱり自分だけがという気持ちが交錯する。

やっぱり返事が来ない。
アドレナリンがギンギンに出て、神経が四六時中ピンと張りっぱなしなのがわかる。

やっぱり、これが現実なんだな。