とても重要なんです、これが。

先日本屋で「私の大学院合格作戦'06年度版」なるものを発見しまして、ちょっと立ち読み。試験勉強もそうやけど、口頭試験や研究計画書対策に自分の専門の本を読むといい、みたいなことが書いてありました。

私の専門は経済学の中でも国際マクロ経済学開発経済学という分野になります。簡単に言うと前者は国家間の資本や財の移動の理論、後者は農村と都市の間の労働力などの移動の理論、ということになるんでしょうか。

で、つい最近まで読んでいたのが開発経済学の中でもポピュラーなモデル。どうして農村から都市に労働力が移動するのか、ということを計算式で表したモデルで35年ほど前に発表されたものです。35年前と言えど、今日でも通用するのは上の課題に対してとても単純な計算式と分析によって説明されてるからやと思います。

いやぁ、受験勉強も大事やけど、こっちもよっぽど大事やったりするんですよね。英語を読むのは大変ですが[E:sweat01]