疲れたときこそ美味いもんセラピー

実はここ数日身辺で色々ありまして、いつも以上に忙しく、そして心身ともに疲れております。そんなときに食べたくなるのが、やっぱいつも食べなれてるもん、それこそ故郷の味。

というわけで頂きました、｢ひっぱりたこ飯｣。(淡路屋HP)

｢たこ飯｣というのはわが地元の隠れた名物でありまして(まぁ明石焼きがメジャーすぎるからでしょうけど)地元では干しだこを使って作ります。そのたこ飯をアレンジしたのが｢ひっぱりたこ飯｣。地元が誇る人気の駅弁です。

これが実物。弁当箱はなんと壺
(これは地元のたこ漁が蛸壺を使うところから由来しているはず)
ぎょうさん具が入っているその下には炊き込みご飯が入っております。


続いてこちらがご飯を全部たらい上げたあとの図。最後に出てくるたこ焼き状のものは天ぷらです、おでんに入れるようなあれ。
…ってここで本物のたこ焼き入れてたらグチャグチャなるがな


私自身本物の｢たこ飯｣というものをあまり食べたことはありませんが、｢ひっぱりたこ飯｣を食べると、
｢あ、これこれ!!これこそ故郷の味やな｣
と感傷に浸ってしまいます。

最近では駅弁というのは全国の百貨店の物産展などで人気がある、なんて話を聞きますが、そういえばちょっと前ユースケと草なぎくんの深夜番組で美味しいねぇなんていいながらひっぱりたこ飯食べてはりましたな。

ところで、私の住んでいる地域って、実は全国的にも、下手すれば大阪でも知られてないけどローカル的には超有名な名物、ていうのがゴロゴロありまして。

長田のぼっかけ、高砂のにくてん、加古川のかつめし、西脇のラーメン…この週末には長田で｢明石焼きvs.ぼっかけvs.にくてん｣の対決をしたり広島と大阪と長田のお好み焼きを食べ比べたりする｢鉄板こなもん祭り｣なるイベントが開催されました。(このイベントは11/13まで開催:ぼっかけのリンク先に詳細)

いやぁ、話は大きくずれましたけど、とにかく故郷の味というのはどこにいても大切にしたいもんやな…と改めて実感しながら完食したのでした。