残暑お見舞い申し上げます。

私が半月ほど前に一週間滞在した珠洲というところは、金沢から160キロ、車で2時間半ほどかかるところで。まぁ俗に言うど田舎で何もあらしまへんが、自然は海は日本の海岸百選に選ばれたり魚はべらぼうに旨くて夜は夜景は何もない替わりに空一面に星が散らばっていて…最後の夜ネタ以外は聞いた話で自分が体験したわけではないので何とも言えないんですが(笑)

とはまぁ、そんなところで思ったことを。

大学院に入学してから4ヶ月。
ドタバタして毎日の課題に追われた日々もようやく一区切りがつきました。運命とか必然とかを強く信じる私にとって、自分の限界にぶち当たり、また準備能力のなさに自分の非力を実感する毎日で、あぁやっぱり俺はこの程度の器の人間なんかなと悩んだこともありました。

ただ、珠洲で一人夜空を見上げながら思ったこと。

4年前同じボランティアの仕事をしていた当時は、4年後の自分の姿を想像している余裕がなかった。ぶっちゃけた話、当時の私は4年後の自分がこの世にいないだろうなんてことを考えていました。

そういう意味で、今こうして私が存在していること。
大学院で自分の好きなことをして自分を高めようとしていること。
4年後こうしてまたボランティアの仕事が出来ている自分がいること。

この4年間色々と大変な経験もしてきたけれど私は元気に過ごしている。しかも4年前と違って前向きに頑張っているということ。
4年間で一番成長したことは、ここらへんなんかなと。


4年前の私は、生きていた。
今日の私も、生きている。しかも自分の好きなことをして毎日を楽しみながら生きている。

本質的な部分は、やはりここかなと思います。

4年間で色々経験して、勉強させてもらった上で今の自分がいる。そこから人間として成長するのも大事だけれど、他の誰にもない、自分の本質的な部分を忘れないということが一番大切なんだよ。

そう考えたら、今痛感している自分の限界というのは、4年後まで託された私の新しい課題なんだと。ここで満足せずに、より自分を高めるためのステップなんだよと。

一歩ずつ確実に、そのステップを上がっていけばいい。
それが私の本質なんだよ。