雨の御堂筋大阪ダービー@第2節
加地、明神を補強したガンバはスーパーカップ、ACLも含めて4戦目の公式戦で、4バックと前線のマグノアウベスが浸透してきたという印象がある。昨年までは2トップとトップ下(あるいは1トップと2シャドー)のコンビネーションで中央から崩す攻撃が確立されていたが、4バックを導入することで両サイドの加地と家長を使ったサイドからの攻撃と前線の流動的なポジションチェンジによって新しい攻撃のオプションが見られた。守備時においては4バックと明神、橋本のダブルボランチによってセレッソ攻撃陣のパスコースを遮断することができたのが大きかった。
昨年のスタイルを踏襲したセレッソは序盤こそガンバに押し込まれたが守備時には低めにラインを設定して攻撃時にはピッチ全体を幅広く使ったワイドなカウンターと西澤、森島、古橋の1トップ2シャドーの的確なポジショニングが今年も健在であることを試合の中盤は示してくれたと思う。
ただ、今回もガンバが地力の差を見せつける結果になってしまった。セレッソはパスコースを塞がれたときの後方からの飛び出しが効果的だった(西澤の得点シーンもそう)ので前線が空けたスペースをより突く意識、これが課題だと思う。後半の大量失点は前半からガンバのパスワークに振り回されて疲労で足が止まったからでしょ。
ナンダカンダ言っても、やっぱり大阪ダービー。
日本にダービーは数あれど、一番熱いのはやっぱこれやて。
セレッソ大阪1‐6ガンバ大阪
得点[セ]西澤
[ガ]フェルナンジーニョ�、マグノアウベス�
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