9497

私が生まれてから、9497日目となる2008年11月19日。
26回目の誕生日。

無事にまた誕生日を迎えられたことに、安堵を覚えると共に次の一年も、頑張らなくちゃいけないなと襟を正さないと。

このブログを書き始めてから、通算で4回目の誕生日。
過去3回の誕生日には、何を書いていたのかなと、ふと昔の記事を読み返す。
3年前の誕生日は、淡々と当日の出来事について書き連ねている。
2年前の誕生日は、自分の人間としての小ささを嘆いている。
昨年の誕生日は、自分自身に前を向いていこうぜと、そうコミットしている。

この4年間で、自分はどれだけ成長したのだろう。
色々勉強させてもらっているつもりだけど、同じことでくよくよしているみたいだから、大して成長なんてしてないんじゃないかと自分の振る舞いを疑ってしまう。

自分を支えなくちゃいけないのは、他の誰でもない自分自身だ。

そう言い聞かせてどんなに辛いこともしんどいことも立ち向かってきたつもりだ。
でも、自分に言い聞かせ続けたために、意識が自分の方に向いてしまっているようだ。
トラブルが起きてから対処する。
視野が狭くなる。
何より、自分自身で支えなくちゃいけないという意識が、自分の首を絞め続けている。
目の前にそびえる壁はまだ、越えられない。

自分は頑張っているのかな。
周りの同期や友人は、「頑張ってるな」と言うてくれるけど、自分の中で実感がない。
それは自分の中の目標が高いのか、それとも自分を客観視できないのか。
どっちかと聞かれたら、後者だと思う。
自分の中で何かを達成した実感がないから、どんどん自分を追い込んでしまう。
こんなことばかり続けてたら、駄目なんだよなとひとりの夜は紫煙を燻らせながら考え込む。

もういいだろう。
もういいではないか。
これ以上、自分の首を絞め続けるのは止めにしよう。

足元ばかり気にせずに、胸を張って前を向いて歩き出そう。
道標を見逃さないように。
自分の周りを、もっと信じてみよう。
道はいつか開けるはずだから。

そして、自分をもっと信じてみよう。
まだまだ自分は、こんなもんじゃないんだぞって。