はなまる

Wmdi_idt 今日のはなまるカフェに井筒監督が出てて、監督の新作「パッチギ!」の取材を兼ねて韓国のイムジン河に行ってきた、ていう話になりました。そして帰りにソウルで出会ったという冬ソナツアーのオバちゃんたちと監督の会話が何ともおかしかったのです。

オバちゃん「監督やん、どこ行って来たの?」
監督「イムジン河に行ってきたんよ」
オバちゃん「何それ、テーマパーク?」
監督(笑ったろかと思いながら)「そうそう、巨大な、テーマパークやったで!!」
(注;監督の話を参考に私が独断と偏見で再現しました)

ちなみに右側の写真は、統一展望台を訪れた際に撮影したイムジン河です。統一展望台というところは、100ウォン硬貨を入れて見る双眼鏡(時々ポートタワーとかにあるやつと一緒)があったり、北朝鮮の実態を知る展示がたくさんある、という点ではある意味テーマパークやと思う。

しかし、私はここを訪れて楽しかったというよりは、むしろ韓国と北朝鮮の間の現実というのを実感した。ソウル市内や冬ソナのロケ地に行っただけではわからんかったやろけど、ソウルの市街地から車で小1時間も走れば軍事境界線なんです。それが現実なんです。

「韓流ブーム」で韓国が注目されるようになった。それはええことやと思います。ただ冒頭のオバちゃんたちはこのテーマパークを訪れても、記念写真だけ撮って帰るんやろなと思うと、少し悲しくなります。